チラシの底力〜飲食店におけるこれからの広告戦略〜

この20年で飲食店がよく使ってきた広告宣伝の媒体を挙げてみた。

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他にもブログ、Note、独自HP なんかもある。
今後は、音声メディアもメジャーになっていくであろう。

しかし最近、忘れ去られるほどではないが、ちょっと過小評価されている広告媒体がある。

チラシだ。 
ビラっていう呼び方もある。

このチラシという宣伝方法には、さまざまな配布のしかたがある。
ポスティング、手渡し、新聞折込、ティッシュと一緒になっていたりもする。

これらは30年前までさかのぼるとメインの媒体だった。

まだ、商店街やちょっとしたイベントなんかでは配られているが、これに重きをおいて宣伝活動をしている飲食店はほとんどないだろう。

しかし、これはちょっともったいない気がする。

いつの時代もこの広告は効果があると判断されると大量に発信される。
そして、今度は受け手がそれに慣れてしまったり、飽きてしまい効果が薄れていく。
しかし、いつもその裏では必ず、数が減ってかえって目立つ媒体が存在する。

今この時代ならば、チラシがこれに該当する。

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時代遅れが武器となる

現代社会では、新聞というメディアが衰退し、オンライン上の情報に完全にとって代わられてしまった。

新聞の折り込み広告は、新聞自体の発行部数が少ないことから多くの宣伝効果を望むのは難しい。

しかし、そんな中でも高齢者たちは昔からの習慣で新聞というメディアを選択して取り続けているのが現状だ。
SNSやスマホが生活の中にない人にとっては、チラシは楽しみだったりもする。
そうすると、この年配の方をターゲットとする飲食店はピンポイントで狙いを定めることができるのだ。

ポスティングも例外ではない。
確かに一時期は、ポストに入れられたチラシは、ワシづかみにされそのままゴミ箱に入れられていただろう。

しかし今はどうだろうか?

家に帰って、ポストに入ってるのは、せいぜい水道修理のマグネット1枚とチラシ2枚程度であろう。
この状況は、チラシ1枚がかえって目につくことになる。

もちろんスマホのように都合のいい時に、読み返すことは出来ないが 1、2枚のチラシならポストから取り出し、エレベーターのボタンを押した後にサッとみることができる情報量だ。

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